下の煉瓦灯油窯に対して
セラミックファイバーを使った窯に
灯油のプログラム制御装置を付ける。
還元焼成、酸化焼成、等数種類のプログラムを
組む事が可能。
コンピューター上のタイムログで
温度と酸素量、灯油量を調節する。
安全弁は光センサー。
送風量はサイリスタを使ってファンの回転をコントロールする。
ので自動化が可能。
灯油調整は電磁ポンプへ送る電気を間欠制御。
これで灯油窯の自動が出来た。
この窯も売ってしまうけど
問題が・・・・
陶芸の醍醐味である窯焚きの面白さや緊張感、
汗を流すことをしないで済む分、焼き上がり窯出しの
感動が減るし、陶芸、窯焚きを甘く見る傾向へ・・・・
還元の煙でセンサーが曇りシャットダウンも結構あったよう・・・
設計図はお蔵入り。
陶芸に取り組む意味まで考えてしまう・・。
灯油窯の自動化1号
ガスのような気体は流量制御しやすいけど
そこで、まず思い付いたのがトイレの洗浄・・・
あれを転用すればいいかな・・・
解体して使うには高価だし、自宅トイレで使っているやつは怒られる
一番の問題は耐油性でないだろうから諦める。
そこで電磁ポンプを使って、作動に流す電気に制御を掛ければ
自動制御化できると考えて作ったのがこの窯
この時点では自動ではなく
温度計を見ながら操作するだけで
マニアル化ができる。
安全弁は光センサー(石油ファンヒーター用を転用)
首尾よくいって、この窯も売る。